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「主、恋とはどういった感情なのでしょうか」
この本丸では月に一度審神者が刀剣男士たち一人一人と面談を行うのが慣例となっていた。本丸には慣れたか。なにか不満はないか。欲しいものはないか。人として生活するにあたって疑問などはないか。
審神者自身が本業の方が忙しくあまり本丸に留まれないため、月に一度刀剣たちとじっくり話せるこの機会は貴重だった。この世に存在する時間こそ刀剣たちの方がはるかに長いものの、肉の身を持って生活するのは彼らにとって始めてである。人の身における先輩として審神者が相談に乗れることは多い。
近侍の長谷部も例外なくその面談を受け、なにか要望や不満、質問はないかと聞かれての台詞がそれだった。
「誰か気になるひとでもできたのかい」
「いえ。最近乱や加州が恋愛小説にハマっているようなのですが、俺はどうにもそういった感情がわからなくて。どういう物なのか気になりまして」
嘘をつく時のコツはひとすくいの真実を混ぜ込むか、全てを明らかにしないことだ。長谷部は嘘の得意な刀である。
ううん、と元来素直な質である審神者は疑う様子もなく真剣な表情で腕組みをした。
「そう言われると難しいな。その相手が視界に入ると心が弾んで、世界が相手を中心にきらきらと輝いて見える。相手の一挙手一投足に心を振り回されて、時にはとても悲しくなったり腹立たしくなったりもする……なんにせよ、とても尊く、素敵な感情だと思うよ」
「なるほど」
尊く、素敵な感情。そう呟いて長谷部は主へ一礼した。
「大変参考になりました。ありがとうございます」
「長谷部もいつか素敵な恋ができるといいね」
「主命とあらば、尽力いたしますが」
目を丸くして口を開きかけた審神者に、ふふ、と長谷部は愉快げに唇を曲げる。
「冗談ですよ」
「……きみねぇ、主をからかうのはよしなさい」
どこか呆れた口調で言うものの、長谷部の前に座る男性の眼差しは優しい。本丸にいる時間が少ないことを除けば主に恵まれたと思っている。
長谷部は目元に笑みを滲ませながら、舞台の上の忠臣のような仰々しさで頭を下げた。
「大変失礼いたしました。どうかお許しを」
「よろしい。許す」
そうして2人で顔を見合わせて悪戯っ子のような顔で笑い合うのが、審神者と長谷部のおきまりだった。
その後今度出席する会議についてなどの簡単な打ち合わせも兼ねてから部屋を出ると、空はもうすっかりあかがね色に染まっていた。
自室に向かって廊下を歩いて行くと、屋敷の裏手に畑が広がっているのが見える。黒い影が動いていたので思わず目をこらすと、自分より先に面談を終えた燭台切と大倶利伽羅が何事か話しながら、夕餉に使うであろう野菜を次々と籠に放り込んでいた。そういえば今日の畑当番はあの2人だった。
なんとはなしに眺めていると、ふと視線を感じたらしい燭台切がぱっと顔をあげたせいで目が合ってしまう。しまったと思う間もなく向こうは満面の笑顔でひらひらと手を振ってくる。どうしたものかと考えて立ちすくんでいるうちに、作業の手を止めたのを咎められたのだろう、燭台切は隣の大倶利伽羅に小突かれて渋々と言った様子で再び野菜に向き直る。
視線を外されたことによる安堵で肩の力が抜けた。燭台切の視線の強さが長谷部は苦手だった。
止めていた足を急いで動かして再び自室の方に向かいながら、長谷部は嘆息する。
「…………尊く、素敵な感情か」
やはり自分のこれは恋ではないらしい。
◆ ◆ ◆ ◆
「長谷部くん、君のことが好きなんだ。僕と付き合って欲しい」
長谷部が燭台切から告白されたのはつい三日前のことである。
燭台切光忠はこの本丸待望の太刀だった。長谷部は近侍としてその鍛刀に立ち会い、主からもよく面倒を見て欲しいと頼まれて世話係に任じられた。そこまでは良かった。
しかしこの男、顕現してからというもの、どうもおかしい。やたらと長谷部の後をついてくる。
来たばかりの頃ならばわかる。初めて得た人の身に慣れるまで、先輩格である刀剣男士について日常生活の送り方を習うのは皆同じだ。長谷部自身もこの本丸にやってきた当初は初期刀の陸奥守に世話になったものだ。
だが、自立して日常生活が送れるようになったにもかかわらず、燭台切はことあるごとに長谷部に話しかけ、かまいたがってきた。
主からもよろしく頼むと言われていたので話しかけられれば返事はしたし、特に他の予定がなければ茶の誘いにだって乗った。が、その頻度があきらかに他の刀剣たちよりも多いのである。
燭台切と他の刀剣たちの仲が悪いという訳ではない。長谷部の目から見ても燭台切の人間関係はむしろ良好な方で、先日も短刀や脇差たちと竹を切り出して流しそうめんをして楽しんでいた。
それでも、味見と称して菓子を差し入れられるのも、晩酌や茶に誘われるのも、自分だけなのはどうにも納得がいかない。普段世話になってる礼、同じ部隊のよしみだと、その都度なにかと理由をつけられてはいるものの、長谷部だけが特別待遇を受けるのは他の連中にも示しがつかないだろう。
そこで、どうして自分を特別扱いするのかと尋ねたところ、燭台切はその白い頬を染めて告白してきたのだった。
「長谷部くん、君のことが好きなんだ。僕と付き合って欲しい」
「……冗談も休み休み言え」
ばっさり切り捨ててやって、長谷部はためいきをついた。今まで気付かなかったのも我ながら呆れる話だが、どうやら自分は今までこいつから遠回しに口説かれていたらしい。差し入れの甘味も、2人だけの晩酌の誘いも、これで納得がいった。燭台切が長谷部に懸想していたからだったのだ。もちろん長谷部に応じるつもりはない。
「大体、会ったばかりで好きだなんだと……織田でだって特に面識はなかった筈だが」
「一目惚れなんだ」
ひとめぼれ、と口にしてみる。そんな米の品種があった気がする。そういえばうちで買ってる米の品種はなんだったっけ。夕餉の時にでも聞いてみようか。今日のおかずはたしか鯖の味噌煮だったはず。腹が空いてきた。
逃避のあまり夕餉について想いを馳せる長谷部とはうらはらに、燭台切は熱っぽい瞳と口調で長谷部に迫ってきた。おいやめろ、顔が近い。長谷部が思わず後退ろうと踵を引くと、背後は壁だった。自慢の機動を活かそうにも逃げ場がない。
「織田にいた頃から噂だけは聞いて憧れてたけど、こうして人の身を得た長谷部くんと会って、すごく好きだなって思った。少し話してみたら、もっと知りたいって思うようになったんだ。……その、君はとても素敵だから」
これだけ見目の良い男にこうまで熱烈に口説かれたら、大抵のおなごならきっとすぐにでも応じるのだろう。
だが、と長谷部は思う。こいつは、駄目だ。
「そうか。俺は別におまえのことはどうでもいいと思っている」
用事があるので失礼する、と一息に告げて、無理矢理でかい図体を押しのけて長谷部はその場を立ち去った。
あの燭台切光忠とだけは付き合うわけにいかなかった。
◆ ◆ ◆ ◆
その日の夕餉は珍しく庭でバーベキューだった。
めいめいが好きなものを焼いて楽しめるバーベキューは審神者のお気に入りである。今日は審神者が泊まっていくということだったので、急遽厨当番たちが準備したらしい。庭のあちこちに大小様々なバーベキューコンロやキャンプ用の折りたたみ椅子とテーブルが置かれ、炭の燃えるパチパチという音と皆の話し声で大層賑やかだ。
「みんな、遠慮せずに食べるんだぞ」
主の言葉を待っていたとばかりに全員が歓声をあげて割り箸を割った。審神者が奮発して買った上等な肉は早々に食べ盛りの男どもの腹の中に消え、追加の安い肉、山で狩られた鹿や雉、魚介にソーセージ、採れたての野菜などの後続部隊が厨当番たちによって次々と投入される。しかし少しでも火が通ったと見れば遠慮のない箸さばきであっという間に奪い取られていった。追加戦力が消えるのも時間の問題だろう有様である。
「野菜も食べないか! 野菜も!!」
中央に近い網で歌仙がどなるのを大変だなあ、と長谷部は他人事に眺めていた。本丸の主たる審神者は中央で短刀たちに囲まれながら率先して肉を焼いている。対して長谷部は庭の隅のこじんまりとした小型コンロの近くに陣取っていた。
どうして近侍の長谷部がこんな端にいるのかというと、実は過去に給仕を申し出たことがあったが、こういうのは無礼講だからと断られたことがあるからである。それ以降長谷部はバーベキューの時は自分の食事にだけ気を遣ってもよくなった。こう言ってはなんだが、気楽である。輪から外れた人気のない網で、長谷部と大倶利伽羅と山姥切の三人で静かに囲む夕餉も悪くない。
この三人はあまり賑やかな席を好まないため、こうした席では自然と近くになることが多い。顕現順が近く刀種が同じこともあって、お互いの間になんとなく気安さがあった。
「海老いいな。どこにあったんだ」
「蜂須賀の方にあった。そっちの紫蘇巻きにぎりと交換でどうだ」
「チョリソー多めにもらってきたんだが、誰か食べるか?」
各々が序盤に確保していた肉をぽいぽいと網の上に広げ、焼いて、食べる。このテーブルでは焼いた者が食材の所有権を持つという不可侵条約が結ばれていた。山姥切が持ってきた小型のクーラーボックスから缶ビールを拝借して三人で乾杯する。
網でほどよく油の落ちた肉を甘辛いタレにどぷりとつけて食べる。じゅわりと汁気をにじませる海老の殻を熱さと格闘しながら剥き、ぷりっと弾力のある紅白の身にレモン醤油を垂らして食べる。ぴりっと香辛料の効いたチョリソーに歯を立てればパツンと口の中で香ばしい皮が弾け肉汁があふれだす。そこをキンキンに冷やしたビールで流し込めば最高だ。黄金の泡の向こうには極楽が待っている。
「うまいな」
「……ああ」
「そうだな」
余計な言葉などいらなかった。そこにはただ美味なるものの素晴らしさに打ち据えられた食の徒がいるばかりだった。
もくもくと焼いては食べ、食べては焼き、時に飲み、のサイクルを繰り返していると、長谷部はふと背後に気配を感じた。
「野菜、追加で切ってきたよ」
トン、とミニテーブルの上に野菜の入った籠が乗せられる。振り返るまでもない。燭台切光忠である。
「申し訳ないけど、長谷部くんとニ人きりにしてもらってもいいかな?」
長谷部ではなく他のニ人に聞きながら、燭台切がこちらに近寄ってくる。思わず長谷部が助けを求めて大倶利伽羅を見ると、大倶利伽羅はもごもごと口の中のものを飲み込んでから仕方なさそうに言った。
「……今俺たちは食べるのに忙しい。後にしろ」
「おや、何故かとっておきのステーキ肉がここに」
「長谷部、頑張れ」
A5ランクの高級牛肉の前には長谷部の人権など無に等しかった。
いそいそとステーキ肉とその他の食材を持って別のテーブルの方に移動したニ人を信じられない思いで見つめていると、いつの間にか燭台切が向かいで何食わぬ顔で野菜を焼き始めていた。
眉間の皺が深くなるのを自覚しながら、長谷部はためいきをついた。せっかくのうまい食事が台無しだ。天国から地獄へ突き落とされた気分だった。
「長谷部くん、食べたい野菜ある? ここさっきから肉と魚介しか持ってってなかっただろう」
言いながら手慣れた様子で網の上の焦げた肉を避け、新しい野菜を並べていく。
「……まどろっこしいのは好かん。用件を話せ」
「話があるんだ」
「例の件なら話は終わっている。俺はおまえなんてどうでもいい。だからおまえとは付き合わない」
それなんだけどさ。燭台切は表面にぷつぷつと火膨れの浮いたカボチャをくるりとひっくり返した。
「……君、本当にどうでもよかったら晩酌の誘いだってなんだってもっと断ってると思うんだよね」
山姥切が網の上に置き忘れたチョリソーを長谷部の皿に寄越すと、さらに空いたスペースに玉ねぎやピーマンを置いていく。
「でも今まで僕が誘った時、君はなんだかんだ都合をつけて付き合ってくれた。これって好かれてる……いや、嫌われてはいないって思っていいのかなって」
「……随分とおめでたい頭をしているようだな」
「否定はしないんだ?」
「調子にのるな。俺はおまえなんか好きでもなんでもない。誘いを断らなかったのも、主からおまえのことを頼まれていたからだ」
そう言って顔を上げて燭台切の顔を睨みつけようとして、長谷部は息を呑んだ。
ひとつきりの金色の瞳に炭火の炎が映り込んで、まるで燃えているようだった。視線にありもしない炎熱を感じて一瞬足がすくむ。
「僕は長谷部くんが好きだよ」
パン、と遠くで気の早い誰かが打ち上げ花火をあげた音が聞こえた。たまや、と囃し立てる声がする。周囲にはたくさん仲間たちがいる筈なのに、まるで膜一枚隔てたようにどこか遠くに感じる。
「君の張り詰めた横顔が好き。甘いものを食べて顔がほころんだ時の眼の色が好き。五虎退くんの虎くんたちを撫でる時の不器用で優しい手つきが好き」
言葉を失う長谷部に、燭台切は滔々と告げる。
「もちろん刀としての君も好きだよ。君の皆焼の刃が通り抜けた後の敵の断面のなめらかで鮮やかなことと言ったら信じられないくらいだ。戦場で敵の首を跳ね飛ばす時の獰猛な笑みだってかっこいいと思う」
長谷部はからからに乾いた舌をどうにか動かした。
「俺と付き合って、それでどうしたいんだ」
「……ええと、手を繋いだり、一緒に出かけたり、口付けたり、その、触れたり……」
ほら見ろ。
長谷部は心の中で自嘲した。
「……俺はおまえのことなんかどうでもいい」
「どうでもいいってことは、まだ好意がないってことだろう?なら、これからもっと僕のことを知って好きになる可能性だってある筈だ」
嫌われる可能性など微塵も考えていなさそうな自信に満ちた笑みに、思わず舌打ちした。
「…………部屋に戻る」
「そんな。もう少し話そうよ」
「時間の無駄だ」
「長谷部くん。僕、諦めないから!」
うるさい。
うるさいうるさいうるさい。
急ぎ足で部屋に戻り障子を締める。閉めきっていた自室の中はじっとりと湿ってうだるような熱に満たされていた。荒い息を吐きながら乱暴にジャージの上を脱ぎ捨てる。汗で纏わりついたインナーが気持ち悪い。それでも窓を開ける気にはならない。
長谷部は部屋の戸棚に手をかける。ポケットから鍵を取り出して差し込み、震える手で回すとカチャリと小さな音が鳴る。間髪入れずに戸を開いて中に手を伸ばす。
黒革の手袋。燭台切の手袋だ。
それを取り出して手につける。カマーバンドを外して股間のチャックを下ろす。自分のものよりすこしばかり大きい手袋の扱いには、もう慣れていた。
長谷部が黒革の手袋を手に入れたのは三週間は前のことだった。五虎退の虎が洗濯物にじゃれついて運んできたそれを、長谷部は本人に返さずにこうして持っている。
長谷部は燭台切の見目が好きだった。あの甘ったるい声も、笑顔も、すこしお節介焼きなところも、すべて。それでもこれが通常の「恋」でないことはすぐに察せられた。
戦場で燭台切が獰猛な笑みでもって敵を切った時、自分も絶命する時はああして死にたいとか思ってしまったり、普段優男然としている男が刀の本能をむき出しにして敵に斬りかかるあの姿に興奮してしまった。こんなものは乱や加州が憧れるという恋では、きっとないだろう。
そんな時に手に入れたのがこの手袋だった。最初は戯れに付けていただけだったが、ある日思いついてそのまま己の肉棒を擦ってみたところ、つきまとう罪悪感や背徳感も凄まじかったが、大層興奮した。
それ以来、長谷部が昂ぶった時は必ずこの手袋をつけて燭台切のことを思い出して己を慰めるようになった。
『付き合って、それでどうしたいんだ』
『……ええと、手を繋いだり、一緒に出かけたり、口付けたり、その、触れたり……』
おまえはどうせまっとうでお綺麗な情しか俺に寄せてないんだろうが。触れ合って口付けて微笑み合えば満たされるような、そんな甘ったるくて生ぬるい感情を交わせればそれでいいんだろう。
だけどそんなのは嫌だ。それだけじゃ嫌なんだ。俺はそんなもの真っ平御免だ。
おまえに身も心も奪いつくされてしまいたい。かつておまえの身を焼いた炎よりも激しい温度で俺のことも焦がして欲しい。詰って束縛して甚振って俺の意思も尊厳もなにもかもねじ伏せておまえだけのものにしてほしい。
誰でもよくなんかない。おまえに、おまえにだけ――
「っ……は、ん、んっ、ふっ」
痛みを伴うほどの強さで性急に自身を扱く。始めこそ摩擦でぴりぴりと痛んだそこは、次第に先走りの滑りを借りて膜に包まれたようなやわらかい快感を伝えてくる。その膜をはぎ取るように長谷部は己のものをより強く握った。
「ひっ……んぁっ」
『痛いのがいいの?』
頭のなかに響くのは燭台切の声だ。幻聴だとわかっていても、それは長谷部の理性をとろかすには十分な響きを持っていた。
「あ……」
『僕がしてあげる』
目を閉じて触覚に集中すれば、長谷部の右手はたやすく燭台切のものに変わった。大きな手が隙間なく己のものに絡みつき、上下に扱き上げる。革手袋の感触に頭がくらくらする。
自分は今、あの男の手によって昇り詰めている。そう思うともう駄目だった。
「あっ光、忠っ……」
腰を震わせて欲を吐き出すと、徐々に頭が冷えて冷静になってくる。ちり紙で辺りを軽く拭き、白濁を纏った手袋は部屋の洗面台で洗うことにした。
こんな歪んだ欲望を抱いているのが自分だけだというなら、これほど惨めなことはない。長谷部が燭台切の要求には応えられないように、燭台切だって長谷部の欲求には応えられないだろう。
これは恋ではない。そのような澄んできらきらと輝きを放つような、尊く素晴らしいものでは絶対にない。
だから自分は燭台切の恋心に応えることなどできない。あの男は自分などよりもっとまっとうで誠実で貞淑な相手と恋をするべきだ。
肉欲にまみれた汚らしい感情を抱えて地の底で這いずり回るのは自分だけでいい。
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