本丸軸

惚れたが負けとは言うけれど

惚れたが負けとは言うけれど・4

22377文字前の話へNOVELへシリーズ一覧へ次の話へ「光忠、今日は普通にしよう」  本来なら喜ぶべき一言は、僕の動揺を誘ってあまりあるものだった。「は、長谷部くん? 大丈夫? 具合悪い?」「いや、まったく」「え、ええと、そうだ。手錠使っ...
惚れたが負けとは言うけれど

幕間・馬に蹴られるその前に

5202文字前の話へNOVELへシリーズ一覧へ次の話へ  鶴丸国永は驚きが好きだ。  刺激がなくては刃生つまらない。自分以外の誰かや何かと触れ合い心を動かして、そうして初めて生きていると実感できる。  畑の野菜が次々と実をつけて色づいていく...
惚れたが負けとは言うけれど

惚れたが負けとは言うけれど・3

10925文字前の話へNOVELへシリーズ一覧へ次の話へ  僕の恋人の長谷部くんは困った事にちょっとMっ気がある。いや、この際オブラートに包んでも仕方がない。Mだ。彼は罵られたり甚振られたりする事に快感を覚える変態だ。  長谷部くんが普通の...
惚れたが負けとは言うけれど

惚れたが負けとは言うけれど・2

6958文字前の話へNOVELへシリーズ一覧へ次の話へ「光忠、そろそろ次のステップに進んでもいいだろうか」「それステップじゃなくて多分崖だよね? 進むっていうか落ちるんだよね?」  しかも奈落に。おそらく底はないだろう。  っていうか次って...
惚れたが負けとは言うけれど

惚れたが負けとは言うけれど・1

3671文字NOVELへシリーズ一覧へ次の話へ  僕が長谷部くんから衝撃の告白を受けたのはつい先日の事である。 その日、いつものように恋人の長谷部くんと夜の営みを行おうとしたら、やけに深刻な顔で「相談がある」と言われたので、僕は布団の上で居...
error: 右クリック禁止