シリアス

短編

【ゲームブック風小説】いつだって愛してる

※選択肢によってエンディングが7種類に分岐します※893アルファ×庶民オメガのオメガバース軸※長谷部のモブ彼描写、燭→へしの無理矢理描写あり※全ルート暗め 世の中には男女以外の第二性としてアルファ、ベータ、オメガの三種類の性がある。 長谷部...
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愚か者たちの挽歌

13014文字※刀剣破壊描写を含みます※明るい話ではありません◆◆◆◆山のあなたの空遠く「幸さいわい」住むと人のいふ。噫ああ、われひとと尋とめゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く「幸さいわい」住むと人のいふ。『海潮音』収録「...
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夜半、男の夢を見る。

12148文字(全6ページ合計) ――これは、夢だ。 敵襲だ、と遠くで誰かが叫ぶのを、「わかっている!」と返して、長谷部は己の本体を構えたままじりじりと間合いを測る。 眼の前には足の速い槍や苦無達がひしめき、退路は中脇差達が塞いでいる。その...
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祖父の愛人、長谷部国重を譲り受ける長船光忠の話

16086文字(全3ページ合計)本編 長船光忠は小さい頃、祖父の家に遊びに行くとよく遊んでくれた優しいお兄さんが大好きだった。名前は長谷部国重くん。兄弟のいない光忠にとって、長谷部くんはまるで本当のお兄さんのようだった。けれど、何故か長谷部...
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僕達は依存している

3313文字 白くまろい尻がゆらゆらと揺れている。なだらかな曲線を描く割れ目の奥で、限界まで広げられた菊門がひくひくと震えながら僕の剛直を健気に咥えこんでいる。「ん、ぁあ、や、らぁ……! 光忠、みつただぁ! 動いて、突いてぇ……!」 こちら...
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こいにおちる

14887文字 僕が長谷部国重くんの家庭教師になったのは、まだゴールデンウィークが明けたばかりの事だった。 大学生活の片手間に始めた塾講師のアルバイトは僕の性に合っていたらしく、生徒からもそこそこ人気を博していたところ、ある日塾長から直々に...
短編

水底の箱庭

27726文字 金曜の終業後、待ち合わせ場所に指定された居酒屋に行くと、既にジョッキを傾けている黒髪の美丈夫の姿が見えたので、俺は何も言わずに向かいの席に腰を下ろした。「……またか」「まただよ」 そう言ってグビリとビールを飲み干す喉の動きに...